予備自衛官補の試験について
予備自衛官になろう!と思った方、まずは試験をクリアしなければいけません。
コロナウイルスが流行したあと、昨年の令和4年よりWEB試験システムが採用されています。
※各都道府県に所在する自衛隊地方協力本部ごとに、1か所以上の試験場は設置されるようです。
ちなみに●年前は、駐屯地の寒い体育館で試験・面接を受けました…。
駐屯地にはいる、ということが初めてでドキドキしたことを覚えています。
ほとんどの人がスーツ、一部は私服の人も といった感じでした。
◆試験種目及び内容(一般) ◆
◆試験種目及び内容(技能) ◆
技能の方は、国家資格などがあることが前提なので筆記試験はありません。
小論文と、面接、適性検査、身体検査のみとなります。
1.筆記試験(一般のみ)
学科試験 40分(国語/数学/地理歴史/公民)
~高校受験レベル の試験内容です。
地本で過去問がもらえたので、少しだけ復習しました。
2020年頃より科目・難易度が変更となり
下記の販売されている過去問は使えないようです。
内容としては、一般曹候補生の試験問題が一番近かったです。
ぜひ一度下記リンクより、出題傾向をご確認ください。
2.口述試験(一般・技能)
面接官の方は3人ですが、リラックスした雰囲気でした。
落とすための試験ではないので、きちんと準備しておけば大丈夫です。
私は、地本で面接練習をしました。募集官がどうしてもと言うので…。
面接練習で募集官に強く言われたのが、「災害派遣を見て・災害派遣で活躍しているのを見てということは言わないでほしい」ということでした。
「面接官は、災害派遣の話はお腹いっぱい。自衛隊が何のために存在しているのかをもう一度考えてほしい。災害派遣のためにある組織ではない。まず第一の目的である国防について考えて志望理由を考えてきてほしい。」とのことでした。
災害派遣を見て、という志望理由に嘘をつけ!と言うことではないですが、改めて自衛隊について知った上で志望理由を練ることをおすすめします。
3.適性検査(一般・技能)
予備自衛官補としての適性を判定する検査→性格判断のようなテストです。
あまり欲がないほうだ 落ち込みやすいほうだ 何事も挑戦してみたい
のような設問にひたすら答えるテストでした。
4.身体検査(一般・技能)
私は駐屯地内の医務室で受けました。学校・会社の健康診断です。
男性:150㎝以上 女性:140㎝以上
身長と均衡を保っているもの ※下記URLのPDFに一覧表あり
両側の裸眼視力が0.6以上又は矯正視力が0.8以上であるもの
色盲又は強度の色弱でないもの
聴力 正常なもの
多数のう歯又は欠損歯(治療を完了したものを除く。)のないもの など
通常の健康診断でなにか指摘されたことがなければ、おおよそ問題がないと思います。
詳しい基準は採用要項で確認をお願いします。
一般:https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/pdf/y/R5yobijiippann.pdf
技能:https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/pdf/y/R5yobijiginou.pdf